ライダーベルトのUI/UX

この記事は「仮面ライダー Advent Calendar 2016」の12月23日の記事です。

仮面ライダーを語る上で、外せないのがライダーベルトです。平成ライダーにおいては、「◯◯ドライバー」という名称で呼ばれることが多いですね。

昭和ライダーが肉体改造された改造人間なのに対し、平成ライダーではファイズやカブトなど、仮面ライダーになることが強化アーマーを装備する。という側面があると思っています。

今日はその点にフォーカスを当て、戦闘においてのライダーベルトのUI/UXについて評価していこうと思います。

なお、今回は平成1期(クウガからディケイドまで)を対象としています。

UIとはなにか

エンジニアやデザイナーでない方は、UI/UXという言葉に聞きなれないかと思います。 Wikipediaには以下のように定義されています。

ユーザインタフェース (英: User Interface, UI) は、機械、特にコンピュータとその機械の利用者(通常は人間)の間での情報をやりとりするためのインタフェースである。

つまり、ボタン配置や操作のための動作など人間から機械(ここではライダーベルト)に対する動作、また音声ナビゲーションなどの機械から人間に対する動作を指します。

UXとはなにか

ユーザーエクスペリエンス(UXと略記されることが多い)は、ISO 9241-210[2]において「製品、システム、サービスを使用した、および/または、使用を予期したことに起因する人の知覚(認知)や反応」と定義されており[3]、ユーザーがある製品やシステムを使ったときに得られる経験や満足など全体を指す用語である。

ベルトを使用した際(主に戦闘時)では、変身のしやすさ、戦いやすさが高いことが良いUXと言えます。

評価の基準

ライダーベルトのUIを評価すると一言にいっても、評価基準がないと意味がありません。 ここでは以下の項目を基準に評価していきます。

  • 普通の人でも装着できるドライバーであること(クウガやゴーストなどの特定の人に埋め込まれたものは対象外)
  • 変身のしやすさ
  • 戦いやすさ
  • 操作の明瞭さ

ここでの変身しやすさとは、敵との戦闘中でも変身が可能であるか、また変身の際の自身が敵の攻撃に晒されにくいか、と定義します。 また、戦いやすさとは戦闘中のフォームチェンジや必殺技の容易さと定義したいと思います。

検証

以下の各ライダーについて検証していきましょう。 ここでは、ベルトは変身前から装着したままであると仮定します。

龍騎系ライダー

仮面ライダー龍騎より

変身プロセス

  • 鏡やガラスなどの鏡面の前に立ち、バックルへカードケースを挿入

変身の動作自体は簡単なので、変身のしやすさについては評価できます。 ただ、無視できないのがミラーワールドに行くための鏡面の前に立つことです。 敵が現れてもその制約のせいで変身できない場面もありました。

また、戦いやすさに関してはデッキからカードを抜いて、ライダーごとのバイザーで読み込むという形なので、容易です。

仮面ライダーデルタ

仮面ライダー555より

変身プロセス

  • デルタフォンの引き金を引きながら「変身」と音声入力し、デルタギアの腰部に挿入

ファイズギアとカイザギアでの欠点である、キーによるコード入力ではなく、音声入力によるコード入力になっているため、変身がしやすいと言えます

さらに必殺技のルシファーズハンマーの発動も同音声入力で行えるため、とてもスムーズです。

しかし、これもオルフェノクまたはオルフェノクの記号を持つ人間でないと変身できないという条件があります。 個人的には、この条件さえ無ければ変身・技共に1番のUIを持つライダーベルトだと思います。

ライダーシステム(仮面ライダー剣)

変身プロセス

  • バックルへCHANGEの効果を持つカテゴリーAのラウズカードを挿入後、ターンアップハンドルを引き、リーダーを回転させる。その後オリハルコンエレメントを通過する。

他のライダーとは違い、オリハルコンエレメントが適合者(変身者)以外を弾く性質を持つため、変身の際の自身の安全性ではトップではないでしょうか。 変身資格も特にはないため、変身のしやすさに限れば平成1期ではこれが1番とも言えるかもしれません。

ライダーシステムのバックルには、変身機能しかないため、技の評価はできません。

マスクドライダーシステム(仮面ライダーカブト)

仮面ライダーカブトより

変身プロセス(カブト)

  • ゼクターをベルトに装着(マスクドフォーム)
  • ベルトのゼクターホーンを反転

今まで検証した中では1番変身プロセスが簡素です。マスクドフォームへの変身はゼクターをベルトに装着するだけですからね。

肝心のゼクターは、「ジョウント」という機能によりワープして変身者の元へやってきます。ある程度の意志を持っているため、変身者が操作せずともベルトへ装着することは可能です。

この際にゼクターが敵に攻撃し、変身者を防御することもあるので、ブレイドのライダーシステムには及びませんが、保護能力は十分と言えます。

戦闘のしやすさにおいても、ライダーキック時のボタン配置もわかりやすいですし、即効性を要するクロックアップ発動も腰のボタンだけで発動できるのでかなり優れたUIデザインと言えるでしょう。

ただ、変身者はゼクターに選ばれる必要があります。

仮面ライダーイクサ

変身プロセス

  • イクサベルトにイクサナックルを装着

イクサナックルは武器もかねているので、戦闘中に変身するアイテムとしては優れています。イクサナックルから衝撃を放つことも可能なので、中距離戦闘も可能です。

誰でも変身可能で、変身もナックルをベルトへ装着するだけなので変身はかなり容易です。

まとめ

平成1期のライダーベルトのUI/UXについて検証してみましたが、いかがだったでしょうか。2期のライダーについても、今後検証してみたいと思います。

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